そこにいるだけで

なにかを考えていると頭の回転が高まり、思考の質が上がる瞬間がある。頭の中が整理されていくこともあるだろうし、自分の思いはこういうことだという、繋がりが生まれるからなのかもしれない。

話をしていると、自分の考えはそういうことなのだということを思い起こさせてくれたり、形を気づいてくれる人たちもいる。

気持ちの良い会話のキャッチボールができる。話しかけた内容がより高いレベルでかえってくる。人と関わっていることの一番の楽しいときである。閉ざされ自己完結ではないつながりの妙。

そこにいるだけで、力が引き出されてしまう組織を作りたいと考えて、いまの仕事に就いた。引き出されてという言葉には誤解が生まれるかもしれない。強制ではなく、あるいは押しつけではなくというところが重要だと思う。

そこにいると、チームや世の中にも貢献できるという思いを抱かせる組織やつながり。それは一番の喜びではないだろうか。

組織の所属するということではなく、組織と関わるということでもある。また組織も個人を所属下に置くだけではない。固い組織ではなく、柔軟かつ機動的で、壁がない。コロナ禍をこえて、そんな組織がますます求められていくのではないだろうか。