未熟練から一人前に

人を一人前にするには時間がかかる。長いと10年もかかるのだろうか。少しでも早く育てられることが組織の競争力の源泉だともいわれる。そのため新人を一人前にする熟練化の手法は結構確立されてきた。若手社員に組織の常識を教え、経験を積ませ、資格を取得させることなどの方法を各種組み合わせることが試行されてきた。組織の秘伝としての熟練化のプロセスが優れているところが成果を生み出してきた。人に関わるとくに技能が求められる組織には重要な視点であった。

昨今は社会人経験のない若い人を育てることだけではなく、社会人としての経験を積んだ人たち、例えば定年後の高齢者などが、まったく経験したことがない分野で活躍することも増えている。若者の取り合いという様相があるなかで、セカンドキャリアとして未熟練の分野に取り組もうとする方たちもいる。従来の若者に対する指導や育成プロセスは、未熟練者には上手くはまらない。一定以上の社会人経験もあるし、組織・対人の関わり方は十分に保有しているけれども、知識と技能体験がないから業務に取り組めない。あくまで作業補助として扱うのか、それとも役割を担わせるのか。熟練化の方向性がそもそも異なる。

日々の積み重ね

毎日なにかしらの記念日だという。ちなみに投稿日の10月2日は、「美術を楽しむ日」だそうだ。通り過ぎていく日々に意味があるということで、なにもないと感じる一日であってもそこには積み重ねの、そしてある人にとっては重要な一日であると言うことだ。そう毎日を大切にしないといけないということに気づかされる。

一日一日は大切で重要なのだから、通り過ぎていくありきたりな一日にしないために、いまをしっかり過ごさないといけない。

10月1日は東京証券市場がトラブルにより開かれなかったという大荒れの一日だったが、これも稼働することが当たり前というインフラのありがたさに気づかされる出来事だった。

そのときどきから学び、糧にしていくという姿勢が自分をつくる。